農業の種類には大きく分けて4つある
「農業をしたいけど、どんな種類の農業があって、何が自分に合っているのか知りたい!」
農業の種類について知りたい人
「農業と言っても野菜や果物など色々と
種類があるので何を作って良いか分からない。
さらに、どの作物がどの位売り上げていくのか
知りたい」
こう言った疑問に答えます。
本記事の内容
・農業の種類には大きく分けて4つあります
・農業の種類とセットで売上も確認しておきましょう |
この記事を書いている私は30年以上続いている農家の長男として、父親から伝授
果物+野菜を一定期間出荷中
農業の種類4つとは
①:野菜農家(色々な野菜の栽培)
②:果物農家(色々な果物の栽培) ③:畜産農家(豚、牛などの飼育) ④:花木農家(花の栽培) |
上記の通りです。
① :野菜農家(色々な野菜の栽培)
野菜農家、これは王道ですね。
野菜と言っても、
・果菜類(キュウリ・なす・ピーマンなど)
・葉菜類(白菜・キャベツ・ブロッコリーなど)
・根菜類(大根・人参・じゃがいもなど)
この3つの種類があります。
そしてこの野菜の中から単品で栽培している
・小品目栽培農家
色々な種類を栽培している
・多品目栽培農家
この2つに分かれます。
② :果物農家(色々な果物の栽培)
・果物農家、こちらは感情で表わすと
「楽しい」「美味しい」「嬉しい」
と言ったどちらかと言うと、明るい
イメージではないでしょうか?
果物農家は販売面から見て
2種類に分けられると思います。
・観光農園
(○○狩りという体験も含めた販売農家)
・出荷型農家
(果物を作り農協などに出荷する農家)
直販か出荷かということですね。
インターネットを使用しての販売も直販
になります。
販売に関しては、果物に限ったことでは
無い部分がありますが、果物に関しては
野菜などに比べると、「観光」と
組み合わせてる農家が多いジャンル
ですね。
品種に関しては、野菜みたいに、
多品目で栽培している農家は少なく
ある程度品種を絞って栽培している
農家が多いです。
③:畜産農家(豚、牛などの飼育)
畜産農家、代表されるのが、
豚・牛・鶏ですかね。
植物を育てる、野菜や果物農家と違い、
動物を育てる農家です。
農家というイメージがない方もいると
思いますが、こちらも列記とした農家
になります。
・・・ちなみに調べた所によると
「カブトムシ」農家という人もいるみたいで、
動物だけでなく虫も育てて販売という形を
とると農家の枠組に入る様子です。
④:花木農家(花や観葉植物栽培)
花木農家、バラや菊や鉢植えを育てる農家です。
観葉植物、盆栽などを栽培している農家も
含みます。
こちらも「農家」といってパッとは出てきませんが列記とした農家です。
花に関してはハウス栽培をさてれある方が殆どです。
農業の種類別売上も確認
種類が分かった所で、農家別の売上も
気になる部分だと思います。
ちなみに、農林水産省の経営形態別経営統計
によると、全国の農家の年間総所得の平均は、
2016年時点で約521万円となっています。
(年金などの所得も含む)
農業4種別、売上 以下も農林水産省の営農類型別経営
2016年の統計
(こちらは粗収益となっています)
①:野菜農家
露地野菜作 約608万円
設野菜作 約1281万円
②:果物農家
果樹作 約609万円
③:畜産農家
酪農 約749万円
養豚 約790万円
採卵養鶏 約463万円
④:花木農家
露地花き作 約697万円
施設花き作 約1543万円
あくまでも平均で規模によっては大きく差が出ると思われます。
これを見て多いか少ないかと感じるのも、個人にもよってくると思います。
労働時間などによって、時給換算するとまた
違ってくる部分もあると思いますので、気になる方は「農林水産省」のページを調べてみて下さい。
まとめ:
農業の種類には大きく分けて4つある
「農家」と一言で行っても多種多様な農家が
存在します。
①:野菜農家(色々な野菜の栽培)
②:果物農家(色々な果物の栽培)
③:畜産農家(豚、牛などの飼育)
④:花木農家(花の栽培)
私自信は野菜と果物両方を栽培しているので、
上記の枠からはみ出した「ハイブリット農家」とも言えるかもしれません。
ただし、「命を育てる」という面ではどれも
一緒だと思うので、私達が生きていく上での
「原点」
ではないかと思っています。
そんな仕事で生活していけることに
充実感と感謝を覚えます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
うきは市道の駅近くにある農園
「しゅうたの畑」