アスパラガスの保存、栄養、効果などの豆知識
アスパラガスって美味しいですよね~♪
味もいいし、色合いもいいし、形もなんかカッコイイ~
そんなアスパラガスの豆知識をまとめました。
読むのが面倒くさい!聞いたほうが分かりやすという方は下記youtube「しゅうたの畑便り」でも話しているのでご覧下さい。
アスパラガスの保存、栄養、効果などの豆知識
①歴史
②種類 ③栄養 ④選び方 ⑤食べ方 ⑥保存方法 |
アスパラガスの歴史
南ヨーロッパが原産国!紀元前前から栽培されていた様子です。
(随分前から存在していたんですね~)
古代ギリシャ・ローマ時代では既に栽培されていて、
栽培するのが難しいために特別な食材として扱われていた様子です。
中世では痛風に効く薬草として重宝されていたようです。
(・・この頃から痛風ってあったんですね・・笑)
日本へは1781年、江戸時代にオランダ人によって長崎に運ばれてきたみたいです。
当時は「オランダキジカクシ」や「西洋ウド」などと呼ばれ、まだ食用ではなく、観賞用として栽培されていました。
(えっ!最初は食用ではないの??・・とビックリしました。まぁ~確かに形カッコイイですもんね♪)
食用として栽培され始めたのは大正時代~昭和初期に入ってからの事みたいです。
(そう考えると結構最近の野菜なんですね)
アスパラガスの種類
アスパラガスには大きく分けて4つの種類があります。
・グリーンアスパラ
・ホワイトアスパラ
・ミニアスパラ
・紫アスパラ
基本的にはグリーンアスパラを改量したり、栽培方法を替えることで品種が違ってきます。
一つづつ深堀してみますね♪
グリーンアスパラ
もっとも流通しているアスパラガスですね。よくスーパーなどでも見かけます。とわいえアスパラって影役者で隅っこに置いてあることが多いですね(涙)
グリーンアスパラは歯ごたえがよく、甘味があって風味も豊かですね。
ホワイトアスパラ
真っ白なアスパラ見たことありますか??
茎も穂先も白いアスパラガスです。元々はグリーンアスパラガスなんですけど、栽培途中に土寄せや、遮光フィルムなどで日光を当てないように栽培すると、全体が白いまま育つんですよ。
(個人的には日光が当たらなくてよく大きくなれるな?と思います)
ホワイトアスパラの味は、とっても柔らかく、甘味を感じます。
・・・ちなみに、日光を当たってないからか栄養は全くと言っていいほどありません。
ミニアスパラ
これもグリーンアスパラガスを若いうちに収穫したものになります。
(こんな感じで基本的にはグリーンアスパラを中心にして栽培されているんですね)
長さは10cmくらいで細くやわらかいので、火の通りが早くて調理しやすいのでとても重宝しますね。
味は甘味があって食べやすくサラダやパスタなどにおすすめです。
紫アスパラ
あまり市場には流通していない。私も食べたことありません。
TVでは旬の時期にちょこちょこ出てますが。
全体が紫色をしたアスパラガスで紫色の色素はアントシアニンなどのポリフェノールによるものみたいです。
香りがよくて甘味があり、茎はやわらかめ。鮮度がよければ生のまま食べることもできるみたいです。実際にTVでも芸能人の型が生で食べていました。
なお、加熱すると紫色の色素が消えて緑色になってしまいます。
(えっーーーー!)
栄養
ビタミンA(カロテン)ビタミンC、ビタミンE、ビタミンBを含む緑黄色野菜ですね。
食物繊維も多く含みます。
その他、成長点(穂先)に多く含まれるルチンという栄養成分があります。穂先部分に含まれるフラボノイド色素の一種でルチンには毛細血管を丈夫にする働きがあるみたいです。なので動脈硬化予防に有効的ですね。
そして、一番の注目栄養素としてアスパラガスと言えば
「アスパラギン酸」
アスパラギン酸はアミノ酸の一種なんですけど、名前の由来はもちろん!
アスパラギンと言う栄養素はアスパラガスから見付かったために付けられた名前になります。
(やっぱりそうか~名前似てますもんね♪)
このアスパラギン酸はエネルギー代謝に関わるために、疲労に対する抵抗力を高めたりスタミナを増強するのに役立つみたいですね。有害なアンモニアの排泄を促すことで中枢神経を守る働きもあるみたいです。
また、アスパラガスの栄養の特徴として、茹でてもこういった栄養成分がほとんど流失し無いと言う特徴があります。
(凄い!他の緑黄色野菜は直ぐに溶け出してしまうのに!)
かといって、茹でたあとに長時間水にさらすなどは辞めて下さいね・・さすがに溶け出してしまいます(汗)
アスパラガスの選び方
アスパラガスを選ぶポイントとは、何といっても「水分」です。
アスパラガスの鮮度を保つ水分。見分け方のコツとして、
・穂先の締まり水みずしい物
・茎が太って、切り口がきれいで水分を感じるもの。
・根もとのあたりまで張りがあり、太っているもの。
こう言った部分を見分けて選ぶと良いと思います。
ちなみに、シワがあったり、切り口が乾いているものや茶色い物はやめましょうね。また、色も鮮やかな濃い緑色の物が柔らかく美味しいです証しになりますよ~♪
アスパラガスの食べ方(茹で方)
アスパラガスは、茹で加減がおいしさの決め手ですね!
上手に茹でないと固かったり、水っぽくなったりと、なかなか理想の茹で具合にするのが難しいところです。
アスパラガスって、下は太くて、上は細いじゃないですか。なので、部位によって固さが異なり、火の通りやすさも変わるので茹で方にはコツがあります。
軸と穂先の茹で上がりを、ムラなく「シャキッ」とした均一の食感にするには、
「軸から先に入れる」のが鉄則。
(太い部分を先に茹でて、ゆで具合を均一にするため)
アスパラガスが1本そのまま入る大きさの、鍋やフライパンを準備して下さい。
沸騰した湯に塩を入れ、(湯量の1%くらいを目安かな)
アスパラガスの軸から先に入れます。20~30秒ほどしたら、倒すようにして全体を入れ、2~3分も茹でれば良いと思います。
アスパラガスの保存方法
アスパラガスの保存方法は乾燥対策と置き方が重要なポイントです!
アスパラガスはめっぽう乾燥に弱いんですよ、むき出しで保存するとみずみずしさが損なわれて、茎にシワができてしまいます。常温での保存は向いてないので、野菜室か冷凍室での保存して下さい。
あと、アスパラガスは保存する時の向きも重要なんですよ!
横に寝かせて保存するとアスパラガスが「起き上がろう」と上向きに曲がり始めてしまいます。
(生命力ありますね~)
無駄な力が掛かるため、アスパラガスに含まれる養分や糖分が消費されてしまい、鮮度が落ちることがあるみたいです。
なのでアスパラガスを保存する時は必ず
「立てて保存」して下さいね。
後は、アスパラガスが乾燥するのを防ぐため、ペーパータオル(キッチンペーパー)や新聞紙で包んで保存するといいと思います。アスパラガスは1本または2本ずつ包んでいきましょう。
野菜室なら3~4日位保存可能
また、アスパラガスを長期保存する場合は、冷凍室で保存しましょう。
ピーラーで根元の硬い部分を削り、調理やすい・食べや冷凍したアスパラガスは凍ったまま調理することができるので、使いやすい大きさにカットしておくと便利ですよ。
アスパラガスは生のままだけでなく、かために塩茹でをしてから保存することもできます。茹でたアスパラガスはペーパータオルでしっかりと水分を拭き取ります。アスパラガスを小分けにしてからラップで包み、金属トレイで急速冷凍させましょう。凍ったら冷凍用保存袋に入れて、冷凍室へGO!
冷凍保存の場合は、約1ヶ月が保存期間です。
アスパラガスまとめ
という訳でアスパラガスについてまとめてみました。
①歴史
②種類
③栄養
④選び方
⑤食べ方
⑥保存方法
個人的に好きだった情報としては、アスパラギンサンはアスパラガスから見つかった成分とうのが好きでした♪
何より、味、見た目、料理との相性は抜群なので、積極的に栽培して行けたらと思っています。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
しゅうたの畑について
福岡県、うきは市にある「しゅうたの畑」では
梨の栽培をメインに、その季節にあった野菜も栽培しています。
しゅうたの畑では、果物・野菜自体の美味しさ、栽培方法は
もちろんですが、畑から伝えられる、自然とマッチした癒しの空間だったり、
植物の生命「命」という感覚、また、田舎に暮らす、田舎暮らしの良さを伝えて行きたいと考えています。