農薬に対しての自分の考え方

「農薬に対しての自分の考え」

農家として避けては通れない農薬の話し。

あなたは農薬についてどんなイメージをお持ちですか?

怖い

危険

体に悪い

気にしない

色々な考えがあると思います。

自分は全てのプロセス(過程)を見てもらい、食べて頂ける方にお届けしたいという思いで発信させてもらってます。
そんな中、今日は自分の農薬に対する考え方をお伝えさせてもらおうと思います。

先に2点だけ。

1点目に、自分は意見を押しつけるのが嫌いです。この話題は思想的、宗教的な所があってその考えや理論を他人に押し付けがちです。自分はこの考えを押しつける気はありません。

次に、今回は考え方であって、農薬の種類や成分、数字的なお話しは致しません。難しい話しではないので良ければ聞いて下さい。

結論から言うと自分は農薬のことを悪者だとは思っていません。

人間が飲む薬と同じ考え方を持ってます。

例えば子供が熱を出したら我が家は病院に連れて行きます。そして薬が出たら飲ませてます。

必用だったら飲ませる。必用でない時はできるだけ飲ませない。

できるだけ飲ませないと言う部分が大切で、やっぱり飲まなくて良いなら飲ませたくはないですね。農薬も一緒でしなくて良いならしたくないですね。

これは良い、悪いは分かりませんが、子供に対して先生が処方してくれた薬を、最後まで言った通りに飲ませない時があります。自分や妻が「もういいかな?」と判断した時は途中で勝手に中止してます。できるだけ飲ませたくないという気持ちがあるからです。

農薬も一緒で教科書通りではなく、いいかな?と思ったらできるだけしません。

子供の例に戻ります。病気にならないのが一番だけど、病気になったら治してあげたいです。その治すための一つの手段として薬を飲ませてます。また、病気にならない為に予防接種もさせてます。

農薬も病気や害虫が出てから行う農薬と、予防で行う農薬もあります。こう考えると、人間と植物って似ていませんか?

自分は育ててる作物に関して、自分の子供という感覚で育てています。だから農薬に関してもそういう考えになるのかも知れません。

この消毒を行ってる動画を見て、あなたはどう思いますか?

もしかしたら「ここの作物は食べたくない」と思った方もいると思います。それでも、全てをお伝えして、納得した上で食べてもらいたいと思っているので今回はこの動画を投稿させてもらいました。

心からの「美味しい」はその食べ物のストーリーやプロセス、作り手の思いや性格が感じられることが本当の美味しいに繋がると思っています。

高級レストランで食べる料理も美味しいけど、大切なお子さんや、好きな人が貴女のことを思って作ってくれたご飯、例えばそれがおにぎりでも美味しいですよね?

それは、それまでのプロセスがあり、貴女への思いや性格を知っているからこそ心から美味しいと感じるのだと思います。

そんな農家になりたいと自分は思ってます。

今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。

福岡県うきは市にて祖父から続く梨の栽培を中心に季節野菜の栽培も行っております。

農家の役割として植物の成長や、栽培方法、収穫方法、食べ方の豆知識はもちろんですが、

農家から見える田舎の風景、子育ての様子などをもお伝えして行きたいと思っております。

しゅうたの畑のコンセプトとして、畑に関わる皆様の身体の健康はもちろん

「心の健康」

にもお役立ちしたいと考えています。

 

 

福岡県うきは市浮羽町

しゅうたの畑

 

 

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