今後農家・農園としてやりたい事(R1年10月現在)
今年いっぱいで計14年勤めた会社をやめます。
自分は福祉の仕事を介護福祉士、ケアマネージャー、施設管理者としてやってきました。
そんな自分が今年の12月福祉の業界からは退き農家としてデビューします。
理由はこちら↓
「農家になろうと決意した理由」
そこで今現在自分が農家・農園としてやりたいことを未来の自分に向けて書きたいと思います。
これを見て3年後、5年後、10年後の自分は
「バカな夢見ていたな~」
「現実甘くなかったな~」
と思うか
「思い通りの人生歩めてるな」
「思いに向って行動できたな」
と思うか、どちらの自分になっていても、楽しみです♪
今後農家・農園としてやりたい事(R1年10月現在)
今現在自分の中でこれをやりたいというのが2つありあります。
①「畑」×「体験」×「キャンプ」
②じいちゃん・ばあちゃん農園 |
この2つが自分の農園としてやってみたいことです。一つずつ説明したいと思います。
「畑」×「体験」×「キャンプ」
畑×体験×キャンプのこの掛け算を行ってみたいです。
理由として自然豊な畑で土作りや、植物の栽培、収穫などの
「農」体験を行い、
自分でその日に収穫した作物を外で調理し食する。
農体験
↓
収穫
↓
調理
↓
食する
この一連の流れってただ自然の中でキャンプするより、価値ある体験ではないか?と感じています。
価値ある体験=思い出に残る
と思うので、この体験を提供できる場所にしたいです。
農泊も考えましたが、宿泊する建物を準備しないといけないので今の自分にはハードルが高いです。
その点、キャンプならご自分でテント等のキャンプグッズを持ってきてもらう、または貸出すれば良いのでそこまでハードルは高くないと考えています。
また、畑にテントを張って過ごすということで、より「自然」や「農」に密接しているというメリットがあります。
ネット調べですが、畑キャンプ、キャンプ農園などで検索しても1件、2件しか出てきません。日本の中にもあるようでないサービスのようです。
何より、できるかな?という理由が自分が興味あるという部分です。
元々、野外での活動は大好きなので、キャンプにも興味がありました。
農にも興味あるし、キャンプにも興味あるので自信興味あることをやってみたいと思います。
とりあえず、提供できる仕組み作りの前に、自分自身が畑でキャンプをやってみます。
そこから、感想だったり、必用な部分だったり見えてくる物があると思うので、そこから未来へ繋げたいと思います。
じいちゃん・ばあちゃん農園
最初にもありましたが、自分は福祉の業界で14年間やってきました。14年間やれた理由としては、やはり福祉という仕事には魅力があったからです。
福祉という仕事は利用者でもある、じいいちゃん、ばあちゃんから「ありがとう」と感謝されます。仕事をさせてもらってるのに感謝される。これが最大の遣り甲斐です。
自分はじいちゃん、ばあちゃんが大好きです。
なら、そのじいちゃん、ばあちゃんと農園って掛けあわせれないかな?っと考えました。
このじいちゃん、ばあちゃん農園では2つやりたいことがあります。
①じいちゃん、ばあちゃんでも安全に過ごせる、体験できる農園環境
②じいちゃん、ばあちゃんが農家の仕事に携わる環境
この2つです。
①の体験できる環境という部分は、施設側としては利用者さんを室内から室外に連れて行ってあげたいと思ってます。ですが、転倒の危険性がある利用者さんを屋外に連れ出すのはリスクがあります。
そこで、足場がしっかりとした環境であったり、捕まる所がある環境、日差しを避けられる環境、トイレのある環境、排泄交換できる環境など利用者さんだけでなく介護者も安心できる環境が必用です。こう言った部分が見えるのも自分の強みでもあると考えています。
また、これに関しては、事業者側への営業を行います。
個人ではなく事業者側にアプローチすることにより、一度に沢山の集客を見込めます。
この14年間介護の仕事で、じいちゃん、ばあちゃんに育ててきてもらったからこそ、自分の農園を通じて恩返しがしたい気持ちと、自分の強みを活かせると感じ、こういったことを考えました。
②のじいちゃん、ばあちゃんが農家の仕事に関わるに関しては、福祉の仕事をする中で、生きて行くうえでの本質が見えたからです。
その本質というのは、人間の生きていくうえでの遣り甲斐は「人の役にたつこと、社会の役にたつこと」を実感できることです。
こう思ったのは、利用者さんが介護者でもある自分達の為に手伝ってくれている時が一番イキイキしてるからです。
自分達が支援しいている時でもなく、レクリェーションをしてる時でもなく、自分達介護者のために手伝いができている時です。
これを見た時「人はいつになっても人の役、社会の役にたっている」と実感できる瞬間が生き甲斐、遣り甲斐に繋がると思いました。
そこで、思いました。
農家の仕事って肉体労働のイメージが強いですが、その他に細かい作業も多いんです。
梨の選別、里芋の皮むき、茄子の袋詰めなど・・・その他も沢山あります。
肉体労働はできなくても、イスに座って行う手作業は行えるではないか?と。
最初の教える部分は時間がかかるかもしれないけど、覚えてしまえば単純作業なので行えるはずです。
簡単な言葉で言うと
「働く農園デイサービス」
デイサービスに体操や風船バレーをするわけでもなく、働きにくるデイサービス。
働くことで、人の役(農家)社会の役(お金に繋がる行動)にたっているという実感を味わえるデイサービス。
この前、里芋の皮むきをしている70歳に母に聞きました。
「将来デイサービスに行って体操や子供みたいなレクリェーションしたいね?」
母は
「したくないよ、できるならずっとこうやって仕事したい」
自分がじいちゃんになったと想像しても同じ答えです。
答えが出てるなら、そのような場を作りたい、作ってみたいという気持ちになりました。
まとめ
という訳で、R1年10月現在の自分が農を通じてやりたいことを伝えさせてもらいました。
「畑」×「体験」×「キャンプ」
じいちゃん、ばあちゃんでも安心してこれる農園環境
働く農園デイサービス
農家を始める前だからこそこんな夢みたいなこと言えるのか?
それとも、自分の頭の中の想像通りにできるのか?
未来は分かりませんが、是非、自分の人生ストーリーを楽しみに見守って下さい。
自分の力だけでは成しえない部分が多いので、助けてもらえると嬉しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
福岡県うきは市にて祖父から続く梨の栽培を中心に季節野菜の栽培も行っております。
農家の役割として植物の成長や、栽培方法、収穫方法、食べ方の豆知識はもちろんですが、
農家から見える田舎の風景、子育ての様子などをもお伝えして行きたいと思っております。
しゅうたの畑のコンセプトとして、畑に関わる皆様の身体の健康はもちろん
「心の健康」
にもお役立ちしたいと考えています。
福岡県うきは市浮羽町「しゅうたの畑」